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横浜市の高齢化率の変化について(2)

 

『高齢化率とは、65歳以上の人口が総人口に占める割合をいいます。』

 という書き出しで、20144月のブログ欄で、横浜市政策局総務部統計情報課が公表した横浜市の高齢化率等をご紹介しました。以下の『 』内はそのブログの抜粋です。

 

『平成26年横浜市ハンディ統計(201411日現在)によれば、横浜市の高齢化率は、22.1%(昨年比0.8%増)でした。高齢化率上位3区の順位は、昨年と変わりがありません。1位は栄区で高齢化率27.5%2位は旭区で26.8%3位は磯子区で25.5%でした。』

 

今回20165月のブログでは、最新の横浜市統計ポータルサイトに掲載されている201511日現在の横浜市の総人口、高齢化率等の数値をご紹介します。横浜市統計ポータルサイトよれば

横浜市の総人口は3,711,450人、65歳以上人口は850,974人、高齢化率が22.9%です。

前年度の総人口は3,703,258人、65歳以上人口は819,674人、高齢化率が22.1%でした。

両年を比較すると、65歳以上の人口増加数(31,300人)は総人口の増加数8,192人)を大きく上回っていることがわかります。昨年と比して高齢化率も当然上昇しています。

 

さて、横浜市の総人口と言えば、先日横浜をブラタモリされたタモリさんが人口の多さに驚かれたように、横浜市は日本国内の各市の中で人口数が第1位、370万人を超える人々がひしめいています。そして、横浜市の65歳以上人口85万人は、なんと山梨県や佐賀県の総人口に匹敵する数字です。

 

昨年との比較の観点からは、2015年の高齢化率上位区の順序に大きな変動はありませんでした。2014年と同様に1位は栄区28.7%2位は旭区27.8%3位のみ変動があり港南区と泉区が同率の26.3%、昨年3位の磯子区は26.2%5位でした。上位3位までの区はいずれも昨年の高齢化率を約1%上昇させています。

また、上昇の幅の差異はあれ、全18区の高齢化率は上昇しました。

 

高齢化率の下位6区(都筑区15.9%、港北区18.6%、青葉区19.4%、西区19.7%鶴見区20.0%、神奈川区21.0%) は、横浜市北部から中心部にかけて隣接した地域に位置する点が特徴的です。

他方、横浜市中心部から南部の区は中区を除き、横浜市全体の高齢化率を上回る高齢化率となっています。